
同世代の人、または先輩方と時折若い人たちの話題になります。
自分自身が知らないうちにこの年ですから、古代の壁画に「最近の若いモンは・・・」という嘆き節が書いてあったというのも、全く変わっていないのだなと思いつつ、反論覚悟でまずはこんな書き方をしてみます。
最近の若い子達は・・・
①プライドだけが高い
入社面接で「ステップアップをしていきたいんです。」おいおい、入るのが先では?
あるところでは「御社はどう私を成長させてくれるのでしょうか」といったとか。
その割りにちょっと怒るとすぐ「キレて」やめちゃう。人材派遣会社の人が毎朝「さあ、仕事にいこうね」と起こしにいくのは日常茶飯事というのにはあ然。
②打たれ弱い
ちょっと厳しい質問をすると体に発疹が出たり、赤面して話せなくなってしまうとか。
アトピーの子も昔に比べて増えたような。
③欲がない
若さの特権である「とんがり」や「無鉄砲な勢い」、「野心」がない。
堅実とはまた違う、何だか小さい感じ。
④人との関係が希薄
すぐに関係を断ち切ることに慣れている。
友達の定義はある意味メルトモレベルで数多く、が基本。
でも大事なのは何よりも「友達」。だから外れることを異常に恐れる。
いろいろな方の話を聞いたデータの集積ですから、概してそんな傾向があるのは間違いないようです。
まあ、そんな私も何も分からないくせに根拠のない自信だけはあった生意気なガキでしたから、昔との違いを探すとすれば②③④でしょうか。
彼らは物心ついたときから携帯があり、インターネットがあり、卒業アルバムにはメルアドがあり。
対面のコミュニケーションがないのに、繋がることだけがこれだけ容易になっているネット社会における特徴的な傾向なのかなと思います。
かといって若い人が全てそうだなどいうつもりは毛頭なく、優秀な人は昔よりも優秀な気もするし、いかつい輩は「どうしてそこまで」というくらいにコワモテ。気合も入っている。
よくも悪くもはっきりしてきている気がします。
同じカテゴリに属する人を見つけやすくなっている分、その中で個性を際立たせることが極端になっているのかもしれませんね。
ま、そういう我々もひとくくりに「オヤジ」と呼ばれているのでしょうが、私の周りには全く昔と変わらないままの「若い」人が多い。
ほら見てみ、こんなオヤジも案外多いでしょ、と発信していけるように生きていきたいです。
2件のフィードバック
ほんま僕もそう思います。
人生の先輩の世代の人に言わせれば
「君も50歩100歩だよ」と
いわれるかもしれませんが・・・
いい意味での古き良き部分
っていうのは今も大切だと感じます。
でも現実1−4に属する若者と
どう付き合っていけばいいのかと
苦しむことがあります。
でもそう感じてる人が多いということがわかり
うれしいですね。
だんじりの世界でも同じ傾向になってる部分もあります。
しかし古き伝統を守り続けてるところもあり
古き良き時のような熱い若者もおおくいます。
ぼくもそこを守り続けれるように意識しております。
>masaさん
コメントありがとうございます!
やはりそういうふうに感じることがだんじりの世界でもあるんですか。。
自分が学校でたてのころは、同じようにいわれていた気もしますが、そうやってそれなりに変わっていってくれたほうがいいと思うんですよね。
人はそんなに変わるもんだと思っていないとこ、あるんですよ。